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にがりが使われていない豆腐が存在する

豆腐を作るときはまずは豆乳を作り、それににがりを加えて冷やします。
にがりと聞くと日本風の材料のように感じますが、実際は塩化マグネシムと呼ばれる成分で豆腐を凝固する役割を持っています。
伝統的な豆腐を作っているところではにがり、塩化マグネシウムを使っていると言えるでしょう。
しかしスーパーなどでは豆腐がかなり安く売られているところもあります。
豆腐を作るには豆乳が必要ですが、凝固剤によって豆乳の量が少なくて済むときがあります。
硫酸カルシウムと呼ばれる凝固剤を使うとにがりを使うときの1.3倍ぐらいの豆腐を作れるので、その分安く作ることができます。
逆に考えるとにがりで作った豆腐より硫酸カルシウムで作った豆腐は豆乳が少ないことになります。
美味しい豆腐は大豆の味がする、濃い味がすると感じるときがありますが、豆乳が少なければその分水っぽかったりするでしょう。
美味しい豆腐を選ぶのであればにがりが入っているものの方がいいかも知れません。

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